CFDの予備知識

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マージンコールとロスカット

CFD取引を行うためにはあらかじめCFD取扱会社に証拠金を預ける必要があり、取引を行っているうちに思わぬ損失が出てしまった場合、この証拠金から支払われることになります。
もしもその際の損失によって証拠金が一定の証拠金維持率を下回ってしまうとマージンコールという警告が出て、証拠金を補わなければいけなくなります。

主な証拠金を補う方法には、新たに証拠金をCFD取扱会社に対して入金するか、その時に保有している投資対象を一部、または全部決済するかの2種類があります。
このどちらかの方法によって口座内の証拠金を証拠金維持率以上へ補うことになりますが、今後の取引を見込んで決済せずに証拠金を追加することで解決するというケースがほとんどとなっています。

上記のような方法のどちらも行わずに証拠金を追加しなかった場合はロスカットという機能が自動的に働き、保有していた投資対象を強制決済することで証拠金が補われます。
ロスカットはその時に保有している状態の逆の決済を行いますので、買いポジションであれば売り、売りポジションであれば買いということになります。
中にはロスカットによって、全て決済したとしても補いきれないほどの損失が出てしまうこともありますので、その際は追加で支払うことになるということを覚えておきましょう。

自分自身でしっかりとリスク管理ができていればこのような事態に陥ることはありませんが、万が一のことを想定した保護制度としてマージンコールとロスカットがありますので、もしもマージンコールが発生するほどの損失が出てしまった場合はできるだけ早く対策を取るようにしましょう。

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